マツムラ トヨコ   MATSUMURA TOYOKO
  松村 豊子
   所属   メディアコミュニケーション学部 情報文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/03/01
形態種別 論文
標題 息子でなく母親が遺産相続する時ー『デイヴィッド・コパーフィールド』における父権の変容
執筆形態 単著
掲載誌名 『文学研究』 津田塾大学大学院文学研究科同人 第29号
概要 1840年代後半に出版されたイギリス小説の特徴の一つは、家庭内において支配的な父親が姿を消し、代わって、家族の情緒的な絆と親密性を重視する女性(特に娘)が活躍するようになったことである。教養小説であるディケンズの『デイヴィッド・コパーフィールド』をこの家族像の変容に照らして読み、財産が父親から息子へ相続されなくなった時、父権の権威は社会制度あるいは女性に転嫁され、家族関係もオイディプス・コンプレックスを培う不安定で、しかも、多様なものになることを論証。