カネダ マサアキ
KANEDA MASAAKI
金田 正明 所属 社会学部 経営社会学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 食育と学校給食に関する自治体の活動と関連研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 江戸川大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (29),413-426頁 |
総ページ数 | 14 |
著者・共著者 | 金田正明 |
概要 | 2005年に制定された食育基本法、2006年に作成れた食育推進基本計画について解説し、これらに関連する学校給食に対する文部科学省の補助事業をいくつか紹介している。次に、学校給食法と食育法との関連研究を紹介し、学校給食が指定された場所で定められた時間内に児童全員に均一メニューを配膳し、摂食して、後片付けをすることが前提となっていることに対して、個人を対象に、家庭、及び学校や保健所などの教育機関や団体などを食育の場としている食育基本法の理念と学校給食の運用形態が相いれない(本図2007年)とする研究を紹介している。本研究では、学校給食における「完食指導」の問題に加えて、教育現場への食育の導入の問題も指摘している。食育基本計画による「地産地消の推進」「伝統的食文化の継承」などを学校給食に取り入れるように促すことに関して、限られた給食費と時間内で校内均一のメニューを大量に調理し、限られた時間の中で食べなければならない学校給食の中に、食育基本法の理念、食育基本計画の考えを取り入れることに疑問を投げかけている。 |