タカノ ナオキ
TAKANO NAOKI
髙野 直樹 所属 社会学部 経営社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/09 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | FTTHの普及とNTT東日本の総費用関数の変化 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『公益事業研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 公益事業学会 |
巻・号・頁 | 71(1),41-51頁 |
総ページ数 | 10 |
著者・共著者 | 髙野直樹 |
概要 | (査読付) 我が国の通信市場におけるFTTH(加入者光ファイバ回線)の提供事業者である東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が公開している財務諸表および提供するサービスの契約数からデータを抽出し、2財産出モデルのトランスログ型総費用関数を用いてNTT東日本の総費用関数をFTTHの普及の前後で推計して比較を行った。その結果、FTTHが普及する前の時期の推計では生産物のうち加入電話の契約数の増加のみが総費用を増加させていたが、FTTHが普及した後の時期の推計では加入電話の契約数だけでなく、FTTHの契約数が総費用を増加させるように変化していると推定された。資本価格は、どちらの推計でも総費用を増加させていた。通信事業会社における提供サービスの変化が総費用関数に与える影響を定量的に分析することにより、通信市場の供給側の市場特性を検討するとともに、費用効率の側面からFTTHの普及のインパクトを定量的に検討した。 |
researchmap用URL | http://www.jspu-koeki.jp/gakkaisi/magazine.html#kan196 |