カンダ ヒロシ   KANDA, Hiroshi
  神田 洋
   所属   メディアコミュニケーション学部 マス・コミュニケーション学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2024/03
形態種別 その他
標題 野球とアジアの現代史
占領政策からWBCへ
第二次大戦後のアジア野球
執筆形態 単著
掲載誌名 ワセダアジアレビュー
掲載区分国内
出版社・発行元 明石書店
巻・号・頁 (26),42-45頁
総ページ数 4
概要 野球は中国に根付かず、第二次大戦後も戦前と同じ日本を中心に韓国、台湾でアジア野球は展開した。米国は占領政策の一環として日本で野球復興に協力し、プロ野球の再編にも関与した。米大リーグは国際大会に無関心で、プロ参加の大会がなかったため、国家代表を重視した韓国と台湾のプロ化は遅れた。
 アジア野球は1990年代に野茂英雄をはじめとする大リーガーが誕生して激変した。大リーグもアジア市場の可能性に気付き大リーガーが参加する国際大会WBCを創設。大会は2023年の第5回に米国でも盛り上がりを見せた。アジア野球が米国に影響を与えるようになったのである。