ヤスダ ヒデト   YASUDA HIDETO
  安田 英土
   所属   社会学部 経営社会学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 その他
標題 日本企業における海外R&D活動撤退の実態について
執筆形態 単著
掲載誌名 江戸川大学紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 江戸川大学
巻・号・頁 (28),461-469頁
概要 言うまでもなく,日本企業の海外R&D活動は,1980年代の後半から本格化した。今日の日本企業,特に医薬品産業やエレクトロニクス産業,自動車・部品産業に属する企業を中心として,海外R&D活動自体が目新しい取組ではないと言えるだろう。他方,初期に設置された拠点の中には,その役割を終え,閉鎖される拠点も見られる。その他,様々な理由によって,統廃合される日本企業の海外R&D拠点も少なくない。そこで,本稿では,かつて筆者が収集したデータを活用し,日本企業の海外R&D活動の撤退・統廃合の実態について整理を試みた。この結果,1991年末に活動を行っていた日本企業の海外R&D拠点474拠点のうち,2017年10月時点で生存している拠点は,わずか116拠点(24.5%)に過ぎない事が判明した。
ISSN 1341-5832
PermalinkURL http://id.nii.ac.jp/1193/00000797/