ムラカミ リョウ   MURAKAMI RYOU
  村上 涼
   所属   メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 論文
標題 「ひとりの指さし」の発達的役割-0・1歳児クラスの保育場面における観察分析から-
執筆形態 単著
掲載誌名 こどもコミュニケーション研究所紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 江戸川大学こどもコミュニケーション研究所
巻・号・頁 1(1),9-16頁
概要 本研究は、保育場面のおける計18人の子どもの「ひとりの指さし」の発達過程を2回の行動観察から追った。年齢範囲は、1回目の観察が11カ月から15カ月、2回目の観察が18カ月から26カ月である。観察から「ひとりの指さし」が、社会的な意味合いを持つために必要なことは、保育者のタイミングよいことばがけであることが分かった。18カ月から26カ月の観察では、移動や確認、注意といった自分の行動をコントロールするような認知機能を持った指さし行動がみられた。このことから24カ月頃には「ひとりの指さし」は、認知機能を支える役割を担うようになる。