アザミ リツコ
AZAMI RITSUKO
薊 理津子 所属 社会学部 人間心理学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 公衆場面における行動基準に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 心理学研究 |
巻・号・頁 | 83(5),470-478頁 |
著者・共著者 | 永房典之・菅原健介・佐々木淳・藤澤文・薊理津子 |
概要 | 本研究では1296名の厚生施設入所児を対象として、少年非行と行動基準との関係を明らかにした。因子分析の結果、行動基準には公共価値、自分本位、地域的セケン、仲間的セケン、他者配慮の5因子がみられた。クラスター分析から、非行経験は虞犯と犯罪の2つに分かれた。そして、非行経験のある厚生施設児は、非行経験のない厚生施設児よりも自分本位や仲間的セケンの行動基準得点が高かった。以上から非行研究における公衆場面の行動基準の重要性が議論された。 |