アザミ リツコ
AZAMI RITSUKO
薊 理津子 所属 社会学部 人間心理学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/07 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 恥と罪悪感の研究の動向 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 感情心理学研究 |
巻・号・頁 | 16(1),49-64頁 |
著者・共著者 | 薊理津子 |
概要 | 本論では近年の恥(shame)と罪悪感(guilt)に関する研究をレビューした。前半は、恥と罪悪感の機能、測定法、喚起要因、国際比較文化研究を紹介した。後半は2つの観点から今後の展望を述べた。第一に、恥と罪悪感の予期による逸脱行為の抑止という点から、モラル教育への応用である。第二に、恥と暴力に関連するテーマとして論じられ始めた屈辱感についてである。この感情は人間関係や社会問題でも重要な意味を持ち、今後の発展が期待される。 |