オオツカ シノ   Otsuka Shino
  大塚 紫乃
   所属   メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2024/03
形態種別 その他
標題 実習の意義を高めるための保育所実習指導―学生の考える「良い実習」とは―
執筆形態 単著
掲載誌名 江戸川大学こどもコミュニケーション研究紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 4,43-48頁
著者・共著者 大塚紫乃
概要 本研究は、保育者養成校の学生がどのような保育所実習を“良い実習”であると捉えているのかを明らかにするものである。保育所実習を経験した大学3,4年生61名を対象に調査を行った。その結果、現在の学生の特徴として「実習生の良いところをほめてくれる」「指導者に話しかけやすい雰囲気がある」のように指導者が学生に寄り添ってくれる実習を求めていることが示された。“良い実習“として「具体的アドバイスがある」、「次につながる励ましがある」「対話の時間が確保されている」「実習生に合わせた実習計画がある」といった点が挙げられ、指導者が伴走してくれる実習を求めていることが考えられた。主体的に実践しながら学ぶ姿勢を学生には求めるが、現状として難しさもあることが理解された。学生の現状を踏まえた保育所実習指導の在り方を考える必要がある。