スギヤマ トシヒロ
SUGIYAMA TOSHIHIRO
杉山 敏啓 所属 社会学部 経営社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/10 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 預金金利と短期プライムレートの引き上げ : 追随率の相違から預貸金利の利差が拡大 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 金融財政ビジネス |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 時事通信社 |
巻・号・頁 | (11265) |
総ページ数 | 5 |
概要 | 日本銀行が2024年7月末に今年2度目の利上げを決定したことを受け、銀行は普通預金をはじめ短期の預金金利と短期プライムレートを引き上げた。政策金利の引き上げ幅+0.15%に対して、短プラの引き上げ幅は100%追随した一方、預金金利の追随率はそれよりも低かったため、預貸店頭金利の利差が拡大した。短プラは15年半ぶりの改定で、17年半ぶりの引き上げであった。+0.15%という短プラの引き上げ幅は横並びの感があるが、個別銀行の金利改定の発表日や適用開始日にはばらつきがあり、銀行の規模による順序性の傾向がうかがわれた。すなわち日本銀行の決定を受けて大手銀行が先に発表し、中小銀行が後追い的に発表する構図であった。 |