ツチヤ カオル
TSUCHIYA KAORU
土屋 薫 所属 社会学部 現代社会学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/11/01 |
形態種別 | 論文 |
標題 | レジャー教育のカリキュラム編成に関する一考察 〜青森大学社会学部社会学科レジャー社会学コースを事例として〜 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | レジャー・レクリエーション研究 第37号工藤雅世 |
概要 | 青森大学社会学部社会学科には、平成2年4月からレジャー社会学コースが開設されている。ここでは、レジャー論の中でも、時間概念や活動概念としてではなく、意識概念としてレジャーを位置づける言説に焦点を当ててカリキュラムが展開されている。その際、消費行動原理をも視野に入れることによって、産業論との融合を試みてきた。これはレジャーを個人的な意識の問題として扱うミクロな視点と社会全体のとダイナミクスの中で捉えるマクロな視点を共有させる試みだと言える。 また実習は、レジャー活動への動機づけ・習慣化・生活化を軸とする余暇設計プログラム開発、レジャー・観光資源の評価・発掘とその情報化、地域の活性化と地域住民の生活の質の向上に関するフィールドワーク、という三つの領域から構成されている。 平成10年度からは、青森県の「文化観光立県」宣言を受けて、よりいっそう地域に密着した研究・教育を展開するため、遺産観光・自然環境との共生といったテーマを盛り込んだ形でカリキュラムを再編成し、「観光レジャーコース」と名称を変える。 |