オカダ ダイスケ
OKADA DAISUKE
岡田 大助 所属 センター 基礎・教養教育センター 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/10 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 『教行信証』における「一念の浄信を発」す主体をめぐって |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 工学院大学共通課程研究論叢 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 工学院大学 |
巻・号・頁 | (第43‒1号),135-145頁 |
概要 | 本稿では、『教行信証』信巻における『無量寿如来会』からの引用の一節「一念の浄信を発して」の主体について考察した。従来この部分は直前の主語が衆生であることから、その主体も一義的に衆生であるとされてきた。しかし、全部で三つの用例を前後の文脈の中に置いて詳細に検討すると、それらすべてにおいて、その主体が第一義的には阿弥陀仏であることが明らかになる。この解釈を起点に、『教行信証』の信に関する多くの規定の主体が、阿弥陀仏に塗り替えられる見通しである。 |