オカダ ダイスケ
OKADA DAISUKE
岡田 大助 所属 センター 基礎・教養教育センター 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/12 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 『葉隠』における「死ぬこと」と倫理 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 季刊日本思想史 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ぺりかん社 |
巻・号・頁 | (62号),57-68頁 |
概要 | 『葉隠』の語る心のあるべきありようは、武事で生死の選択を迫られた時に死ぬ方を選ぶというものであるが、日常で主君に奉公することも同じ重さを持つ。従来、矛盾する両者の関係は無私でつながっているとされてきた。本稿ではさらに「大高慢」(武事)と「知非便捨」(奉公)という二つの概念に注目し、それらの相互の関係を、相互に否定し合いながらより高いものをめざす弁証法的なものと解釈することで、武事と奉公の関係をより明確にした。 |