タカネザワ ノリコ
TAKANEZAWA NORIKO
髙根沢 紀子 所属 メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/11 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「世界の片隅で、名前をさけぶ――鷺沢萠」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「国語教室」 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大修館書店 国語教育編集室 |
巻・号・頁 | 50-53頁 |
概要 | 平成16年4月に自ら命を絶った鷺沢文学の意義を唱えたもの。教科書にも起用されている彼女の作品には家族、ことに父親の問題が大きく取り上げられていた。父への拘りは彼女自身への拘りでもあった。ゆえに朝鮮にルーツを持つ彼女は《名前》に拘りつづけたことを作品から炙り出しつつ、それを在日問題や少年犯罪と重ね合わせて意味づけ、その創作活動が短いものであり、その叫びが小さいものであっても、多くの読者の世界を変える叫びであったことを論じた。 |