ムロキ タカユキ
MUROKI TAKAYUKI
室城 隆之 所属 社会学部 人間心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/08 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 心理臨床家としての家庭裁判所調査官 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 家調協フォーラム |
出版社・発行元 | 全国家庭裁判所調査官協議会 |
巻・号・頁 | (235),38-45頁 |
担当範囲 | 38-45 |
概要 | 家庭裁判所調査官を,家庭裁判所をフィールドとする心理臨床家と位置づけ,その専門性を検討した。そして,裁判官が父性的原理に基づく「裁く」機能(司法的機能)を担当するのに対して,調査官は母性的原理に基づく「援助する」機能(教育・福祉的機能)を担当することや,調査官は心理臨床過程のうち,診断・インテーク機能及び治療・処遇機能の初期段階,すなわち外在化された問題を内的な課題としてとらえ直し,その克服に取り組む姿勢を作る過程を担当することを示した。 |