タカネザワ ノリコ
TAKANEZAWA NORIKO
髙根沢 紀子 所属 メディアコミュニケーション学部 こどもコミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「小川洋子の文学世界」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「上武大学経営情報学部紀要」 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (24),9-15頁 |
概要 | 今まで文章は美しいが〈曖昧〉だとして評価の低かった小川文学のその〈曖昧さ〉こそが、評価されるべきであることを小川文学に特徴的な比喩表現や有機物への嫌悪、欠損への愛着、《記憶》や《消滅》への嗜好など一見閉じられた世界を分析することで明らかにした。一見閉じられているかに見える作品世界が、読者の記憶の再生を促すといった意味で常に開かれていることを論じたもの。 |