ナカハラ マユコ
NAKAHARA MAYUKO
中原 真祐子 所属 センター 基礎・教養教育センター 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | テキストマイニングから探る「大正期ベルクソンブーム」の内実 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | じんもんこん2022論文集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 2022,295-300頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 中原真祐子、永崎研宣 |
概要 | フランスの思想家Henri Bergson が日本に紹介された明治末から大正初期にかけて,本邦ではベルクソン思想の流行が起こった.本研究は,その流行がどのような関心のもとで成立したのかをテキストマイニングから探る試みである.1910-15 年に発行されたベルクソンを主題とした論文・書籍にNDLOCR を用いて光学的文字認識処理を行い,得られたテキストに対してKH Coder でテキストマイニングを行った.そしてベルクソンに対する学術界と在野批評家との関心の違いを比較した.その結果,カントを比較対照項としてベルクソンを受容していたアカデミアの研究者と,「生命」や「生活」といった概念に注目していた在野批評家たちという傾向の違いが明らかになった. |